さて日常的に使われるもので「伴走」という言葉があります。
この伴走に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
伴走がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは伴走の読み方と意味、「はんそう」と「ばんそう」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.伴走の正しい読み方は「はんそう」「ばんそう」?
では伴走の正しい読み方は、「はんそう」「ばんそう」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、伴走の正しい読み方は「ばんそう」になります。
伴走の”伴”は「ともな(う)」「はん」「ばん」と読むことができますが、
伴走は「ばんそう」と読むのが正しく、「はんそう」と読むのは間違いです。
また伴走(ばんそう)のように「伴(ばん)」が用いられている言葉には、
「相伴(しょうばん)・伴食(ばんしょく)・伴奏(ばんそう)・伴星(ばんせい)」などがあります。
伴走(ばんそう)のように「走(そう)」が用いられている言葉には、
「完走(かんそう)・助走(じょそう)・奔走(ほんそう)・走行(そうこう)」などがあります。
次の章で伴走の意味と類義語について解説していきます。
2.伴走の意味と類義語について
では伴走の意味と類義語について見ていきましょう。
まず伴走は「マラソンなどで、競技者に付き添って走ること」の意味として用いられています。
伴走を用いた例文としては、「今回は彼に伴走する」や、
「ランナーに伴走する伴走車」のような使い方で用いられています。
また伴走の類義語としては、「並走(へいそう)・並行(へいこう)・同伴(どうはん)・騎従(きじゅう)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても伴走と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「伴走の読み方と意味、”はんそう”と”ばんそう”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 伴走の正しい読み方は「ばんそう」で、「はんそう」は間違い。
- 伴走は「マラソンなどで、競技者に付き添って走ること」の意味。
- 伴走の類義語には、「並走・並行・同伴・騎従」などがある。