さて日常的に使われるもので「育む」という言葉があります。
この育むに用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
育むがどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは育むの読み方と意味、「はぐくむ」と「いくむ」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.育むの正しい読み方は「はぐくむ」「いくむ」?
では育むの正しい読み方は、「はぐくむ」「いくむ」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、育むの正しい読み方は「はぐくむ」になります。
育むの”育”は「そだ(てる)」「はぐく(む)」「いく」と読むことができますが、育むは「はぐくむ」と読むのが正しく、「いくむ」と読むのは間違いです。
次の章で育むの意味と類義語について解説していきます。
2.育むの意味と類義語について
では育むの意味と類義語について見ていきましょう。
まず育むは「養い育てること/親鳥が雛(ひな)を羽で抱いて育てること/大切に守って成長・発展させること」の意味として用いられています。
育むを用いた例文としては、「子を育む」や、
「彼の才能を育む」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「養い育てること」の意味で、
後者の例文は「大切に守って成長・発展させること」の意味で使用しています。
また育むの類義語としては、「養成(ようせい)・養育(よういく)・扶養(ふよう)・世話(せわ)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても育むと意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「育むの読み方と意味、”はぐくむ”と”いくむ”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 育むの正しい読み方は「はぐくむ」で、「いくむ」は間違い。
- 育むは「養い育てること/親鳥が雛を羽で抱いて育てること/大切に守って成長・発展させること」の意味。
- 育むの類義語には、「養成・養育・扶養・世話」などがある。