さて日常的に使われるもので「媒介」という言葉があります。
この媒介に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
媒介がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは媒介の読み方と意味、「ばいかい」と「ぼうかい」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.媒介の正しい読み方は「ばいかい」「ぼうかい」?
では媒介の正しい読み方は、「ばいかい」「ぼうかい」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、媒介の正しい読み方は「ばいかい」になります。
媒介の”媒”は「ばい」と読むことはできますが、「ぼう」と読むことはできないので、媒介を「ぼうかい」と読むのは間違いです。
また媒介(ばいかい)のように「媒(ばい)」が用いられている言葉には、
「媒体(ばいたい)・溶媒(ようばい)・触媒(しょくばい)・霊媒(れいばい)」などがあります。
媒介(ばいかい)のように「介(かい)」が用いられている言葉には、
「介護(かいご)・介在(かいざい)・介抱(かいほう)・厄介(やっかい)」などがあります。
次の章で媒介の意味と類義語について解説していきます。
2.媒介の意味と類義語について
では媒介の意味と類義語について見ていきましょう。
まず媒介は「2つのものの間に入って仲立ちをすること」の意味として用いられています。
媒介を用いた例文としては、「取引の媒介をする」や、
「マラリアを媒介する蚊(か)」のような使い方で用いられています。
また媒介の類義語としては、「媒体(ばいたい)・仲介(ちゅうかい)・中継(ちゅうけい)・仲立ち(なかだち)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても媒介と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「媒介の読み方と意味、”ばいかい”と”ぼうかい”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 媒介の正しい読み方は「ばいかい」で、「ぼうかい」は間違い。
- 媒介は「2つのものの間に入って仲立ちをすること」の意味。
- 媒介の類義語には、「媒介・仲介・中継・仲立ち」などがある。