結論から言ってしまうと、媒介の正しい読み方は「ばいかい」になります。
媒介の”媒”は「ばい」と読むことはできますが、「ぼう」と読むことはできないので、媒介を「ぼうかい」と読むのは間違いです。
次の章で媒介の意味について解説していきます。
媒介は「2つのものの間に入って、両者を仲立ちをすること」の意味として用いられています。
例えば「A君は、B君とC君の取引の媒介をしている」であれば、「A君が、B君とC君の2者の間に入って、その取引について調整したり話をまとめたりしている」ということになります。
B君とC君に面識がなかったり、B君とC君が何らかの理由で直接話し合うのが難しい場合などに、上記のような取引の媒介が行われます。
他にも「蚊(か)によって人間にマラリアと呼ばれる病気が媒介される」だとすると、「蚊が、マラリア(病気)と人間の間に入って、人間にマラリアを感染させる」という意味で用いられます。
蚊という媒介者がいなければ、マラリアと人間を繋ぐ者がいなかったため、人間がマラリアに感染することはありません。
以上が「媒介の読み方と意味、”ばいかい”と”ぼうかい”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど