さて日常的に使われるもので「場数」という言葉があります。

 

この場数に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
場数がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。

 

そこでこのページでは場数の読み方と意味、「ばすう」と「ばかず」どちらが正しいのかを解説します。

 

どうぞご覧ください。

 

 

 

1.場数の正しい読み方は「ばすう」「ばかず」?

 

では場数の正しい読み方は、「ばすう」「ばかず」どちらなのかを見ていきましょう。

 

結論から言ってしまうと、場数の正しい読み方は「ばかず」になります

 

場数の”場”は「ば」「じょう」、”数”は「かず」「すう」と読むことができますが、場数は「ばかず」と読むのが正しく、「ばすう」「じょうすう」と読むのは間違いです

 

 

 

また場数(ばかず)のように「場(ば)」が用いられている言葉には、
「広場(ひろば)・場所(ばしょ)・立場(たちば)・穴場(あなば)」などがあります。

 

場数(ばかず)のように「数(かず)」が用いられている言葉には、
「口数(くちかず)・頭数(あたまかず)・数々(かずかず)・数札(かずふだ)」などがあります。

 

 

次の章で場数の意味と類義語について解説していきます。

 

2.場数の意味と類義語について

 

では場数の意味と類義語について見ていきましょう。

 

まず場数は「場所の数のこと/経験の度数のこと」の意味として用いられています。

 

 

場数を用いた例文としては、「場数を踏む」や、
「場数を踏ませて慣れさせる」のような使い方で用いられています。

 

一般的に場数は後者の意味で使われることが多く、
どちらの例文も「経験の度数のこと」の意味で使用しています。

 

 

 

また場数の類義語としては、「経験(けいけん)・体験(たいけん)・職歴(しょくれき)・修羅場(しゅらば)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても場数と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「場数の読み方と意味、”ばすう”と”ばかず”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 場数の正しい読み方は「ばかず」で、「ばすう」「じょうすう」は間違い。
  • 場数は「場所の数のこと/経験の度数のこと」の意味。
  • 場数の類義語には、「経験・体験・職歴・修羅場」などがある。

 

 

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