生物の読み方と意味、「なまもの」と「せいぶつ」正しいのは?

 

さて日常的に使われるもので「生物」という言葉があります。

 

この生物に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
生物がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。

 

そこでこのページでは生物の読み方と意味、「なまもの」と「せいぶつ」どちらが正しいのかを解説します。

 

どうぞご覧ください。

 

 

 

1.生物の正しい読み方は「なまもの」「せいぶつ」?

 

では生物の正しい読み方は、「なまもの」「せいぶつ」どちらなのかを見ていきましょう。

 

結論から言ってしまうと、生物の正しい読み方は「なまもの」「せいぶつ」の両方になります

 

生物の”生”は「い(きる)」「なま」「せい」「しょう」、”物”は「もの」「ぶつ」「もつ」と読むことができます。

 

 

ただ生物は「なまもの」「せいぶつ」のどちらで読むかによって、意味が異なるので注意が必要です。

 

(次の章でそれぞれの意味について解説していきます)

 

 

 

また生物(せいぶつ)のように「生(せい)」が用いられている言葉には、
「生徒(せいと)・生活(せいかつ)・中生(ちゅうせい)・人生(じんせい)」などがあります。

 

生物(せいぶつ)のように「物(ぶつ)」が用いられている言葉には、
「物理(ぶつり)・物欲(ぶつよく)・産物(さんぶつ)・器物(きぶつ)」などがあります。

 

 

次の章で生物の意味と類義語について解説していきます。

 

2.生物の意味と類義語について

 

では生物の意味と類義語について見ていきましょう。

 

まず生物(なまもの)は「煮たり焼いたり干したりしていない食べ物のこと」の意味として用いられています。

 

 

生物を「なまもの」と読むと上記のような意味になりますが、
「せいぶつ」と読むと「生命を持ち、活動したり繁殖したりするもの」の意味となります

 

このように生物は「なまもの」「せいぶつ」のどちらで読むかによって、意味が異なるので覚えておきましょう。

 

 

 

生物を用いた例文としては、「生物(なまもの)は腐りやすい」や、
「生物(せいぶつ)の種類」のような使い方で用いられています。

 

前者の例文は「煮たり焼いたり干したりしていない食べ物」の意味で、
後者の例文は「生命を持ち、活動したり繁殖したりするもの」の意味で使用しています。

 

 

 

また生物の類義語としては、「動物(どうぶつ)・生命体(せいめいたい)・生類(しょうるい)・植物(しょくぶつ)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても生物と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「生物の読み方と意味、”なまもの”と”せいぶつ”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 生物の正しい読み方は「なまもの」「せいぶつ」の両方。
  • 生物(なまもの)は「煮たり焼いたり干したりしていない食べ物のこと」の意味。
  • 生物(せいぶつ)は「生命を持ち、活動したり繁殖したりするもの」の意味。
  • 生物の類義語には、「動物・生命体・生類・植物」などがある。

 

 

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