さて日常的に使われるもので「曇天」という言葉があります。
この曇天に使用されている漢字(特に”曇”)は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。
そこでこのページでは曇天の読み方と意味、「どんてん」と「うんてん」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.曇天の正しい読み方は「どんてん」「うんてん」?
では曇天の正しい読み方は、「どんてん」「うんてん」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、曇天の正しい読み方は「どんてん」になります。
曇天の”曇”は「くも(る)」「どん」と読むことはできますが、
「うん」と読むことはできないので、曇天を「うんてん」と読むのは間違いです。
曇天の”曇(どん)”という字は、”雲(くも・うん)”という字に似ているため注意が必要です。
また曇天(どんてん)のように「曇(どん)」が用いられている言葉には、
「晴曇(せいどん)・瞿曇(くどん)・士曇(しどん)・正曇(しょうどん)」などがあります。
曇天(どんてん)のように「天(てん)」が用いられている言葉には、
「天気(てんき)・天職(てんしょく)・天才(てんさい)・満天(まんてん)」などがあります。
次の章で曇天の意味と類義語について解説していきます。
2.曇天の意味と類義語について
では曇天の意味と類義語について見ていきましょう。
まず曇天は「曇(くも)った空のこと」の意味として用いられています。
曇天を用いた例文としては、「曇天続きの天候」や、
「曇天の日は気分が良くない」のような使い方で用いられています。
また曇天の類義語としては、「雷雲(らいうん)・黒雲(こくうん)・曇り(くもり)・陰り(かげり)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても曇天と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「曇天の読み方と意味、”どんてん”と”うんてん”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 曇天の正しい読み方は「どんてん」で、「うんてん」は間違い。
- 曇天は「曇った空のこと」の意味。
- 曇天の類義語には、「雷雲・黒雲・曇り・陰り」などがある。