さて日常的に使われるもので「日暮」という言葉があります。

 

この日暮に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
日暮がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。

 

そこでこのページでは日暮の読み方と意味、「にちぼ」と「ひぐれ」どちらが正しいのかを解説します。

 

どうぞご覧ください。

 

 

 

 

では日暮の正しい読み方は、「にちぼ」「ひぐれ」どちらなのかを見ていきましょう。

 

結論から言ってしまうと、日暮の正しい読み方は「にちぼ」「ひぐれ」「じつぼ」になります。

 

日暮の”日”は「ひ」「にち」「じつ」、”暮”は「く（れ）」「ぼ」と読むことができます。

 

 

ただ一般的には日暮は「にちぼ」と読むことが多く、「ひぐれ」は”日暮れ”と書き表されることがほとんどです。

 

 

 

また”暮”の読み方は「く（れ）」と読むことはできますが、
もともとそれ単体では「ぐ（れ）」という読み方をすることはできません。

 

日暮のように「ひくれ」ではなく、「ひぐれ」と濁って読むのは、日本語の「連濁（れんだく）」と呼ばれているものです。

 

 

連濁とは、”２つの語が結びついて１つの語になるときに、発音しやすくするために、後ろの語の語頭が清音から濁音に変化する現象のこと”を言います。

 

日暮であれば、日（ひ）＋暮（くれ）なので、暮（後ろの語）の語頭である清音の”く”が濁音の”ぐ”に変化します。

 

 

 

例えば「手紙（てがみ）」や「綿毛（わたげ）」は連濁なしで読むと、
「てかみ」や「わたけ」と読むのが普通です。

 

もともと”紙”には「がみ」という読み方はないですし、”毛”にも「げ」という読み方は存在しません。

 

 

ですが日本語では連濁によって後ろの語頭が清音から濁音に変わるため、
「手紙（てがみ）」「綿毛（わたげ）」と濁らせて読んでいるのです。

 

ただすべての言葉が連濁によって濁音に変化するわけではないので、注意してください。

 

 

次の章で日暮の意味と類義語について解説していきます。

 

 

では日暮の意味と類義語について見ていきましょう。

 

まず日暮は「日の暮れようとするとき。夕方のこと」の意味として用いられています。

 

 

日暮を用いた例文としては、「冬は日暮が早いです」や、
「日暮までには帰ってきてね」のような使い方で用いられています。

 

 

 

また日暮の類義語としては、「夕景（ゆうけい）・夕暮（ゆうぐれ）・黄昏（たそがれ）・暮合（くれあい）」などの言葉が挙げられます。

 

どの言葉についても日暮と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「日暮の読み方と意味、”にちぼ”と”ひぐれ”正しいのは？」でした。

 

 

これまで説明したことをまとめますと、

 

 

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