さて日常的に使われるもので「担う」という言葉があります。
この担うに用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
担うがどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは担うの読み方と意味、「になう」と「せおう」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.担うの正しい読み方は「になう」「せおう」?
では担うの正しい読み方は、「になう」「せおう」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、担うの正しい読み方は「になう」になります。
担うの”担”は「にな(う)」「たん」と読むことはできますが、
「せお(う)」と読むことはできないので、担うを「せおう」と読むのは間違いです。
「せおう」というのは、”背負う”と書き表されるため注意が必要です。
次の章で担うの意味と類義語について解説していきます。
2.担うの意味と類義語について
では担うの意味と類義語について見ていきましょう。
まず担うは「肩で物を支えて持つこと/自分の責任として引き受けること」の意味として用いられています。
担うを用いた例文としては、「武器を担う」や、
「重責を担う」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「肩で物を支えて持つこと」の意味で、
後者の例文は「自分の責任として引き受けること」の意味で使用しています。
また担うの類義語としては、「背負う(せおう)・負荷(ふか)・負担(ふたん)・請負(うけおい)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても担うと意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「担うの読み方と意味、”になう”と”せおう”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 担うの正しい読み方は「になう」で、「せおう」は間違い。
- 担うは「肩で物を支えて持つこと/自分の責任として引き受けること」の意味。
- 担うの類義語には、「背負う・負荷・負担・請負」などがある。