さて日常的に使われるもので「頭蓋骨」という言葉があります。
この頭蓋骨に使用されている漢字(特に”蓋”)は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。
そこでこのページでは頭蓋骨の読み方と意味、「とうがいこつ」と「ずがいこつ」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.頭蓋骨の正しい読み方は「とうがいこつ」「ずがいこつ」?
では頭蓋骨の正しい読み方は、「とうがいこつ」「ずがいこつ」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、頭蓋骨の正しい読み方は「とうがいこつ」「ずがいこつ」の両方になります。
頭蓋骨の”頭”は「あたま」「とう」「ず」、”蓋”は「ふた」「がい」と読むことができます。
ただ一般的には頭蓋骨は「ずがいこつ」と読むことが多いです。
また頭蓋骨(とうがいこつ)のように「頭(とう)」が用いられている言葉には、
「咽頭(いんとう)・一頭(いっとう)・教頭(きょうとう)・弾頭(だんとう)」などがあります。
頭蓋骨(ずがいこつ)のように「頭(ず)」が用いられている言葉には、
「頭重(ずおも)・烏頭(うず)・頭脳(ずのう)・頭突き(ずつき)」などがあります。
次の章で頭蓋骨の意味と類義語について解説していきます。
2.頭蓋骨の意味と類義語について
では頭蓋骨の意味と類義語について見ていきましょう。
まず頭蓋骨は「頭蓋を形成している骨のこと」の意味として用いられています。
頭蓋というのは、”脊椎(せきつい)動物の頭部の骨格”のことで、その頭蓋を形成している骨なので頭蓋骨と言います。
また頭蓋骨の類義語としては、「頭蓋(ずがい)・髑髏(どくろ)・頭骨(とうこつ)・頭頂骨(とうちょうこつ)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても頭蓋骨と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「頭蓋骨の読み方と意味、”とうがいこつ”と”ずがいこつ”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 頭蓋骨の正しい読み方は「とうがいこつ」「ずがいこつ」の両方。
- 頭蓋骨は「頭蓋を形成している骨のこと」の意味。
- 頭蓋骨の類義語には、「頭蓋・髑髏・頭骨・頭頂骨」などがある。