結論から言ってしまうと、読点の正しい読み方は「とうてん」になります。
読点の”読”は「よ(む)」「どく」「とう」と読むことができますが、
読点は「とうてん」と読むのが正しく、「どくてん」と読むのは間違いです。
また読点(とうてん)のように「読(とう)」が用いられている言葉には、
「句読点(くとうてん)・侍読(じとう)・読師(とうし)」があります。
読点(とうてん)のように「点(てん)」が用いられている言葉には、
「点数(てんすう)・支点(してん)・地点(ちてん)・交差点(こうさてん)」などがあります。
次の章で読点の意味と類義語について解説していきます。
読点は「文章の意味の切れ目や、文章を読みやすくするために打つ点(、)のこと」の意味として用いられています。
”文の最後に用いる符号のこと”を句点(。)と言い、”句点(。)と読点(、)を総称したもの”を句読点(くとうてん)と言います。
読点を用いた例文としては、「読点のない文章」や、
「読点があった方が分かりやすい」のような使い方で用いられています。
また読点の類義語としては、「句点(くてん)・句読点(くとうてん)・濁点(だくてん)・半濁点(はんだくてん)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても読点と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「読点の読み方と意味、”とうてん”と”どくてん”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
<読み間違えやすい漢字の一覧>
<難読漢字の一覧(偏)>