さて日常的に使われるもので「湯治」という言葉があります。
この湯治に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
湯治がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは湯治の読み方と意味、「とうじ」と「とうち」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.湯治の正しい読み方は「とうじ」「とうち」?
では湯治の正しい読み方は、「とうじ」「とうち」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、湯治の正しい読み方は「とうじ」になります。
湯治の”治”は「なお(る)」「ち」「じ」と読むことができますが、
湯治は「とうじ」と読むのが正しく、「とうち」と読むのは間違いです。
また湯治(とうじ)のように「湯(とう)」が用いられている言葉には、
「薬湯(やくとう)・熱湯(ねっとう)・銭湯(せんとう)・葛根湯(かっこんとう)」などがあります。
湯治(とうじ)のように「治(じ)」が用いられている言葉には、
「灸治(きゅうじ)・根治(こんじ)・退治(たいじ)・不治(ふじ)」などがあります。
次の章で湯治の意味と類義語について解説していきます。
2.湯治の意味と類義語について
では湯治の意味と類義語について見ていきましょう。
まず湯治は「温泉に入って病気やケガの療養をすること」の意味として用いられています。
湯治を用いた例文としては、「湯治のために行く」や、
「湯治の効き目はすごい」のような使い方で用いられています。
また湯治の類義語としては、「療養(りょうよう)・入浴(にゅうよく)・養生(ようじょう)・入湯(にゅうとう)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても湯治と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「湯治の読み方と意味、”とうじ”と”とうち”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 湯治の正しい読み方は「とうじ」で、「とうち」は間違い。
- 湯治は「温泉に入って病気やケガの療養をすること」の意味。
- 湯治の類義語には、「療養・入浴・養生・入湯」などがある。