さて日常的に使われるもので「流布」という言葉があります。

 

この流布に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
流布がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。

 

そこでこのページでは流布の読み方と意味、「るふ」と「りゅうふ」どちらが正しいのかを解説します。

 

どうぞご覧ください。

 

 

 

1.流布の正しい読み方は「るふ」「りゅうふ」?

 

では流布の正しい読み方は、「るふ」「りゅうふ」どちらなのかを見ていきましょう。

 

結論から言ってしまうと、流布の正しい読み方は「るふ」になります

 

流布の”流”は「なが(れる)」「りゅう」「る」と読むことができますが、
流布は「るふ」と読むのが正しく、「りゅうふ」と読むのは間違いです

 

 

 

また流布(るふ)のように「流(る)」が用いられている言葉には、
「配流(はいる)・流説(るせつ)・流浪(るろう)・流人(るにん)」などがあります。

 

流布(るふ)のように「布(ふ)」が用いられている言葉には、
「布石(ふせき)・公布(こうふ)・布団(ふとん)・上布(じょうふ)」などがあります。

 

 

次の章で流布の意味と類義語について解説していきます。

 

2.流布の意味と類義語について

 

では流布の意味と類義語について見ていきましょう。

 

まず流布は「世に広まること。広く知れ渡ること」の意味として用いられています。

 

 

流布を用いた例文としては、「世間に流布する」や、
「良くない噂が流布する」のような使い方で用いられています。

 

 

 

また流布の類義語としては、「波及(はきゅう)・浸透(しんとう)・周知(しゅうち)・飛び火(とびひ)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても流布と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「流布の読み方と意味、”るふ”と”りゅうふ”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 流布の正しい読み方は「るふ」で、「りゅうふ」は間違い。
  • 流布は「世に広まること。広く知れ渡ること」の意味。
  • 流布の類義語には、「波及・浸透・周知・飛び火」などがある。

 

 

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