さて日常的に使われるもので「常滑」という言葉があります。
この常滑に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
常滑がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは常滑の読み方と意味、「とこなめ」と「じょうかつ」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.常滑の正しい読み方は「とこなめ」「じょうかつ」?
では常滑の正しい読み方は、「とこなめ」「じょうかつ」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、常滑の正しい読み方は「とこなめ」になります。
常滑の”常”は「とこ」「じょう」、”滑”は「すべ(る)」「なめ(らか)」「かつ」と読むことができますが、常滑は「とこなめ」と読むのが正しく、「じょうかつ」と読むのは間違いです。
また常滑(とこなめ)のように「常(とこ)」が用いられている言葉には、
「常夏(とこなつ)・常世(とこよ)・常春(とこはる)・常闇(とこやみ)」などがあります。
常滑(とこなめ)のように「滑(なめ)」が用いられている言葉には、
「滑子(なめこ)・常滑焼(とこなめやき)・滑茸(なめたけ)・滑多鰈(なめたがれい)」などがあります。
次の章で常滑の意味と類義語について解説していきます。
2.常滑の意味と類義語について
では常滑の意味と類義語について見ていきましょう。
まず常滑は「川底の石に水苔(みずごけ)が付き、いつも滑(なめ)らかになっている所のこと/愛知県南西部にある市のこと」の意味として用いられています。
常滑を用いた例文としては、「川底の常滑に注意して歩く」や、
「常滑には中部国際空港がある」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「川底の石に水苔が付き、いつも滑らかになっている所」の意味で、後者の例文は「愛知県南西部にある市」の意味で使用しています。
また常滑の類義語としては、「潤滑(じゅんかつ)・滑走(かっそう)・滑空(かっくう)・滑る(ぬめる)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても常滑と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「常滑の読み方と意味、”とこなめ”と”じょうかつ”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 常滑の正しい読み方は「とこなめ」で、「じょうかつ」は間違い。
- 常滑は「川底の石に水苔が付き、いつも滑らかになっている所のこと/愛知県南西部にある市のこと」の意味。
- 常滑の類義語には、「潤滑・滑走・滑空・滑る」などがある。