さて日常的に使われるもので「図書」という言葉があります。
この図書に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
図書がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは図書の読み方と意味、「ずしょ」と「としょ」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.図書の正しい読み方は「ずしょ」「としょ」?
では図書の正しい読み方は、「ずしょ」「としょ」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、図書の正しい読み方は「ずしょ」「としょ」の両方になります。
図書の”図”は「はか(る)」「ず」「と」と読むことができます。
ただ一般的には図書は「としょ」と読むことがほとんどです。
また図書(ずしょ)のように「図(ず)」が用いられている言葉には、
「図鑑(ずかん)・合図(あいず)・指図(さしず)・図星(ずぼし)」などがあります。
図書(としょ)のように「図(と)」が用いられている言葉には、
「企図(きと)・宏図(こうと)・意図(いと)・壮図(そうと)」などがあります。
次の章で図書の意味と類義語について解説していきます。
2.図書の意味と類義語について
では図書の意味と類義語について見ていきましょう。
まず図書は「書籍。書物。本のこと」の意味として用いられています。
図書を用いた例文としては、「参考図書を明記する」や、
「図書を配送する」のような使い方で用いられています。
また図書の類義語としては、「冊子(さっし)・書誌(しょし)・書巻(しょかん)・書冊(しょさつ)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても図書と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「図書の読み方と意味、”ずしょ”と”としょ”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 図書の正しい読み方は「ずしょ」「としょ」の両方。
- 図書は「書籍。書物。本のこと」の意味。
- 図書の類義語には、「冊子・書誌・書巻・書冊」などがある。