さて日常的に使われるもので「同棲」という言葉があります。
この同棲に使用されている漢字(特に”棲”)は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。
そこでこのページでは同棲の読み方と意味、「どうさい」と「どうせい」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.同棲の正しい読み方は「どうさい」「どうせい」?
では同棲の正しい読み方は、「どうさい」「どうせい」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、同棲の正しい読み方は「どうせい」になります。
同棲の”棲”は「す(む)」「せい」と読むことはできますが、
「さい」と読むことはできないので、同棲を「どうさい」と読むのは間違いです。
また同棲(どうせい)のように「同(どう)」が用いられている言葉には、
「同格(どうかく)・同時(どうじ)・同性(どうせい)・同感(どうかん)」などがあります。
同棲(どうせい)のように「棲(せい)」が用いられている言葉には、
「棲息(せいそく)・群棲(ぐんせい)・幽棲(ゆうせい)・棲遅(せいち)」などがあります。
次の章で同棲の意味と類義語について解説していきます。
2.同棲の意味と類義語について
では同棲の意味と類義語について見ていきましょう。
まず同棲は「一つの家に一緒に住むこと」の意味として用いられています。
特に、”結婚していない男女が一緒に暮らすこと”を意味することがほとんどです。
同棲を用いた例文としては、「同棲している彼氏」や、
「結婚する前に同棲したい」のような使い方で用いられています。
また同棲の類義語としては、「雑居(ざっきょ)・同居(どうきょ)・居候(いそうろう)・同室(どうしつ)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても同棲と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「同棲の読み方と意味、”どうさい”と”どうせい”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 同棲の正しい読み方は「どうせい」で、「どうさい」は間違い。
- 同棲は「一つの家に一緒に住むこと」の意味。
- 同棲の類義語には、「雑居・同居・居候・同室」などがある。