さて日常的に使われるもので「同梱」という言葉があります。
この同梱に使用されている漢字(特に”梱”)は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。
そこでこのページでは同梱の読み方と意味、「どうこん」と「どうこう」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.同梱の正しい読み方は「どうこん」「どうこう」?
では同梱の正しい読み方は、「どうこん」「どうこう」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、同梱の正しい読み方は「どうこん」になります。
同梱の”梱”は「こん」と読むことはできますが、「こう」と読むことはできないので、同梱を「どうこう」と読むのは間違いです。
また同梱(どうこん)のように「同(どう)」が用いられている言葉には、
「同封(どうふう)・同郷(どうきょう)・同室(どうしつ)・同格(どうかく)」などがあります。
同梱(どうこん)のように「梱(こん)」が用いられている言葉は、
「梱包(こんぽう)・開梱(かいこん)」しか見つけることができませんでした。
次の章で同梱の意味と類義語について解説していきます。
2.同梱の意味と類義語について
では同梱の意味と類義語について見ていきましょう。
まず同梱は「ある荷物に、別の物を一緒に梱包すること」の意味として用いられています。
同梱を用いた例文としては、「オマケも同梱しておきます」や、
「同梱されている説明書を参照してください」のような使い方で用いられています。
また同梱の類義語としては、「同封(どうふう)・付属(ふぞく)・同送(どうそう)・梱包(こんぽう)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても同梱と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「同梱の読み方と意味、”どうこん”と”どうこう”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 同梱の正しい読み方は「どうこん」で、「どうこう」は間違い。
- 同梱は「ある荷物に、別の物を一緒に梱包すること」の意味。
- 同梱の類義語には、「同封・付属・同送・梱包」などがある。