さて日常的に使われるもので「都度」という言葉があります。
この都度に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
都度がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは都度の読み方と意味、「つど」と「とど」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.都度の正しい読み方は「つど」「とど」?
では都度の正しい読み方は、「つど」「とど」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、都度の正しい読み方は「つど」になります。
都度の”都”は「みやこ」「と」「つ」と読むことができますが、
都度は「つど」と読むのが正しく、「とど」と読むのは間違いです。
また都度(つど)のように「都(つ)」が用いられている言葉は、
「都合(つごう)・不都合(ふつごう)」しか見つけることができませんでした。
都度(つど)のように「度(ど)」が用いられている言葉には、
「度数(どすう)・度量(どりょう)・度胸(どきょう)・尺度(しゃくど)」などがあります。
次の章で都度の意味と類義語について解説していきます。
2.都度の意味と類義語について
では都度の意味と類義語について見ていきましょう。
まず都度は「そのたびごと」の意味として用いられています。
都度を用いた例文としては、「その都度、支払っていただきます」や、
「ここは帰省する都度、立ち寄る場所」のような使い方で用いられています。
また都度の類義語としては、「毎度(まいど)・毎回(まいかい)・常時(じょうじ)・恒常(こうじょう)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても都度と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「都度の読み方と意味、”つど”と”とど”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 都度の正しい読み方は「つど」で、「とど」は間違い。
- 都度は「そのたびごと」の意味。
- 都度の類義語には、「毎度・毎回・常時・恒常」などがある。