さて日常的に使われるもので「培う」という言葉があります。
この培うに使用されている漢字は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。
そこでこのページでは培うの読み方と意味、「つちかう」と「ばいう」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.培うの正しい読み方は「つちかう」「ばいう」?
では培うの正しい読み方は、「つちかう」「ばいう」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、培うの正しい読み方は「つちかう」になります。
培うの”培”は「つちか(う)」「ばい」と読むことができますが、
培うは「つちかう」と読むのが正しく、「ばいう」と読むのは間違いです。
次の章で培うの意味と類義語について解説していきます。
2.培うの意味と類義語について
では培うの意味と類義語について見ていきましょう。
まず培うは「根に土をかけて草木を育てること/能力や性質を養い育てること」の意味として用いられています。
培うを用いた例文としては、「専門的な能力を培う」や、
「長年の研究で培った技術」のような使い方で用いられています。
培うは一般的に後者の意味で使用することがほとんどで、
どちらの例文も「能力や性質を養い育てること」の意味で使用しています。
また培うの類義語としては、「成育(せいいく)・成長(せいちょう)・養育(よういく)・訓練(くんれん)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても培うと意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「培うの読み方と意味、”つちかう”と”ばいう”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 培うの正しい読み方は「つちかう」で、「ばいう」は間違い。
- 培うは「根に土をかけて草木を育てること/能力や性質を養い育てること」の意味。
- 培うの類義語には、「成育・成長・養育・訓練」などがある。