結論から言ってしまうと、稚拙の正しい読み方は「ちせつ」になります。
稚拙の”拙”は「つたな(い)」「せつ」と読むことはできますが、
「しゅつ」と読むことはできないので、稚拙を「ちしゅつ」と読むのは間違いです。
また稚拙(ちせつ)のように「稚(ち)」が用いられている言葉には、
「幼稚(ようち)・稚魚(ちぎょ)・稚児(ちご)・稚気(ちき)」などがあります。
稚拙(ちせつ)のように「拙(せつ)」が用いられている言葉には、
「古拙(こせつ)・巧拙(こうせつ)・拙悪(せつあく)・拙劣(せつれつ)」などがあります。
次の章で稚拙の意味と類義語について解説していきます。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
<読み間違えやすい漢字の一覧>
<難読漢字の一覧(偏)>