結論から言ってしまうと、奉るの正しい読み方は「たてまつる」「まつる」の両方になります。
奉るの”奉”は「たてまつ(る)」「まつ(る)」「ほう」「ぶ」と読むことができます。
一般的には奉るは「たてまつる」と読むことがほとんどです。
ただ奉るを「たてまつる」「まつる」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので注意が必要です。
次の章で奉るの意味について解説していきます。
奉る(たてまつる)は「献上すること/上辺だけ敬って、高い地位の者として扱うこと/~申し上げる」の意味として用いられています。
奉るを「たてまつる」と読むと上記のような意味になりますが、
「まつる」と読むと「献上すること/~申し上げる」の意味のみとなります。
このように奉るは「たてまつる」「まつる」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので覚えておきましょう。
奉るを用いた例文としては、「会長に奉る(たてまつる)」や、
「神前に祝詞を奉る」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「上辺だけ敬って、高い地位の者として扱うこと」の意味で、
後者の例文は「献上すること」の意味で使用しています。
以上が「奉るの読み方と意味、”たてまつる”と”まつる”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど