さて日常的に使われるもので「大別」という言葉があります。
この大別に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
大別がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは大別の読み方と意味、「たいべつ」と「だいべつ」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.大別の正しい読み方は「たいべつ」「だいべつ」?
では大別の正しい読み方は、「たいべつ」「だいべつ」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、大別の正しい読み方は「たいべつ」になります。
大別の”大”は「おお(きい)」「だい」「たい」と読むことができますが、
大別は「たいべつ」と読むのが正しく、「だいべつ」と読むのは間違いです。
また大別(たいべつ)のように「大(たい)」が用いられている言葉には、
「大概(たいがい)・大層(たいそう)・大器(たいき)・大気(たいき)」などがあります。
大別(たいべつ)のように「別(べつ)」が用いられている言葉には、
「特別(とくべつ)・分別(ぶんべつ)・区別(くべつ)・判別(はんべつ)」などがあります。
次の章で大別の意味と類義語について解説していきます。
2.大別の意味と類義語について
では大別の意味と類義語について見ていきましょう。
まず大別は「大まかに分けること」の意味として用いられています。
大別を用いた例文としては、「これらを2つに大別すると」や、
「以下のように大別される」のような使い方で用いられています。
また大別の類義語としては、「分類(ぶんるい)・区別(くべつ)・分割(ぶんかつ)・区分(くぶん)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても大別と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「大別の読み方と意味、”たいべつ”と”だいべつ”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 大別の正しい読み方は「たいべつ」で、「だいべつ」は間違い。
- 大別は「大まかに分けること」の意味。
- 大別の類義語には、「分類・区別・分割・区分」などがある。