さて日常的に使われるもので「唾液」という言葉があります。
この唾液に使用されている漢字(特に”唾”)は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。
そこでこのページでは唾液の読み方と意味、「だえき」と「すいえき」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.唾液の正しい読み方は「だえき」「すいえき」?
では唾液の正しい読み方は、「だえき」「すいえき」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、唾液の正しい読み方は「だえき」になります。
唾液の”唾”は「つば」「だ」と読むことはできますが、「すい」と読むことはできないので、唾液を「すいえき」と読むのは間違いです。
また唾液(だえき)のように「唾(だ)」が用いられている言葉には、
「唾壺(だこ)・唾棄(だき)・咳唾(がいだ)・唾石(だせき)」などがあります。
唾液(だえき)のように「液(えき)」が用いられている言葉には、
「液体(えきたい)・溶液(ようえき)・粘液(ねんえき)・原液(げんえき)」などがあります。
次の章で唾液の意味と類義語について解説していきます。
2.唾液の意味と類義語について
では唾液の意味と類義語について見ていきましょう。
まず唾液は「唾液腺(だえきせん)から口中へ分泌される、無色で粘り気のある液のこと」の意味として用いられています。
唾液にはデンプンなどを分解する働きを持つ、消化酵素のアミラーゼなどが含まれています。
また唾液の類義語としては、「生唾(なまつば)・固唾(かたず)・津液(しんえき)・涎(よだれ)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても唾液と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「唾液の読み方と意味、”だえき”と”すいえき”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 唾液の正しい読み方は「だえき」で、「すいえき」は間違い。
- 唾液は「唾液腺から口中へ分泌される、無色で粘り気のある液のこと」の意味。
- 唾液の類義語には、「生唾・固唾・津液・涎」などがある。