さて日常的に使われるもので「扇子」という言葉があります。
この扇子に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
扇子がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは扇子の読み方と意味、「せんす」と「せんし」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.扇子の正しい読み方は「せんす」「せんし」?
では扇子の正しい読み方は、「せんす」「せんし」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、扇子の正しい読み方は「せんす」になります。
扇子の”扇”は「あお(ぐ)」「せん」、”子”は「こ」「し」「す」と読むことができますが、扇子は「せんす」と読むのが正しく、「せんし」と読むのは間違いです。
また扇子(せんす)のように「扇(せん)」が用いられている言葉には、
「扇情(せんじょう)・扇動(せんどう)・軍扇(ぐんせん)・扇状地(せんじょうち)」などがあります。
扇子(せんす)のように「子(す)」が用いられている言葉には、
「合子(ごうす)・金子(きんす)・台子(だいす)・刀子(とうす)」などがあります。
次の章で扇子の意味と類義語について解説していきます。
2.扇子の意味と類義語について
では扇子の意味と類義語について見ていきましょう。
まず扇子は「折り畳み式の、あおいで風を起こし涼をとるための道具のこと」の意味として用いられています。
扇子を用いた例文としては、「扇子であおぐ」や、
「扇子を折り畳む」のような使い方で用いられています。
また扇子の類義語としては、「団扇(うちわ)・扇(おうぎ)・軍配(ぐんばい)・末広(すえひろ)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても扇子と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「扇子の読み方と意味、”せんす”と”せんし”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 扇子の正しい読み方は「せんす」で、「せんし」は間違い。
- 扇子は「折り畳み式の、あおいで風を起こし涼をとるための道具のこと」の意味。
- 扇子の類義語には、「団扇・扇・軍配・末広」などがある。