さて日常的に使われるもので「遂行」という言葉があります。
この遂行に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
遂行がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは遂行の読み方と意味、「すいこう」と「ついこう」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.遂行の正しい読み方は「すいこう」「ついこう」?
では遂行の正しい読み方は、「すいこう」「ついこう」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、遂行の正しい読み方は「すいこう」になります。
遂行の”遂”は「つい(に)」「すい」と読むことができますが、
遂行は「すいこう」と読むのが正しく、「ついこう」と読むのは間違いです。
また遂行(すいこう)のように「遂(すい)」が用いられている言葉には、
「未遂(みすい)・既遂(きすい)・完遂(かんすい)」があります。
遂行(すいこう)のように「行(こう)」が用いられている言葉には、
「予行(よこう)・進行(しんこう)・代行(だいこう)・並行(へいこう)」などがあります。
次の章で遂行の意味と類義語について解説していきます。
2.遂行の意味と類義語について
では遂行の意味と類義語について見ていきましょう。
まず遂行は「物事を成し遂げること」の意味として用いられています。
遂行を用いた例文としては、「任務を遂行する」や、
「職務の遂行を宣言する」のような使い方で用いられています。
また遂行の類義語としては、「成就(じょうじゅ)・達成(たっせい)・完了(かんりょう)・成業(せいぎょう)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても遂行と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「遂行の読み方と意味、”すいこう”と”ついこう”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 遂行の正しい読み方は「すいこう」で、「ついこう」は間違い。
- 遂行は「物事を成し遂げること」の意味。
- 遂行の類義語には、「成就・達成・完了・成業」などがある。