結論から言ってしまうと、身上の正しい読み方は「しんじょう」「しんしょう」の両方になります。
身上の”身”は「み」「しん」、”上”は「うえ」「じょう」「しょう」と読むことができますが、身上は「しんじょう」「しんしょう」と読むのが正しく、「みのうえ」と読むのは間違いです。
(「みのうえ」というのは、”身の上”と書き表されます)
一般的には身上は「しんじょう」と読むことがほとんどです。
ただ身上は「しんじょう」「しんしょう」のどちらで読むかによって、意味が異なるので注意が必要です。
次の章で身上の意味について解説していきます。
身上(しんじょう)は「自分の身に関すること/特に良い所のこと」の意味として用いられています。
身上を「しんじょう」と読むと上記のような意味になりますが、
「しんしょう」と読むと、「財産のこと/家計のやりくりのこと」の意味となります。
このように身上は「しんじょう」「しんしょう」のどちらで読むかによって、意味が異なるので覚えておきましょう。
身上を用いた例文としては、「彼の身上(しんじょう)は素直な所」や、「身上(しんしょう)を築き上げる」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「特に良い所のこと」の意味で、後者の例文は「財産のこと」の意味で使用しています。
以上が「身上の読み方と意味、”しんじょう”と”みのうえ”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど