親身の読み方と意味、「しんみ」と「しんしん」正しいのは?

 

さて日常的に使われるもので「親身」という言葉があります。

 

この親身に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
親身がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。

 

そこでこのページでは親身の読み方と意味、「しんみ」と「しんしん」どちらが正しいのかを解説します。

 

どうぞご覧ください。

 

 

 

1.親身の正しい読み方は「しんみ」「しんしん」?

 

では親身の正しい読み方は、「しんみ」「しんしん」どちらなのかを見ていきましょう。

 

結論から言ってしまうと、親身の正しい読み方は「しんみ」になります

 

親身の”身”は「み」「しん」と読むことができますが、親身は「しんみ」と読むのが正しく、「しんしん」と読むのは間違いです。

 

 

「しんしん」というのは、”心身(しんしん)”と書き表されるため注意が必要です。

 

 

 

また親身(しんみ)のように「親(しん)」が用いられている言葉には、
「両親(りょうしん)・親愛(しんあい)・近親(きんしん)・肉親(にくしん)」などがあります。

 

親身(しんみ)のように「身(み)」が用いられている言葉には、
「脂身(あぶらみ)・赤身(あかみ)・笹身(ささみ)・刺身(さしみ)」などがあります。

 

 

次の章で親身の意味と類義語について解説していきます。

 

2.親身の意味と類義語について

 

では親身の意味と類義語について見ていきましょう。

 

まず親身は「血縁の近い人のこと/肉親に対するような心遣いをするさま」の意味として用いられています。

 

 

親身を用いた例文としては、「彼は親身の叔父だ」や、
「親身になって話を聞く」のような使い方で用いられています。

 

前者の例文は「血縁の近い人のこと」の意味で、
後者の例文は「肉親に対するような心遣いをするさま」の意味で使用しています。

 

一般的に親身は「肉親に対するような心遣いをするさま」の意味で使用することがほとんどです。

 

 

 

また親身の類義語としては、「親切(しんせつ)・親密(しんみつ)・親愛(しんあい)・友好(ゆうこう)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても親身と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「親身の読み方と意味、”しんみ”と”しんしん”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ