人力の読み方と意味、「じんりき」と「じんりょく」正しいのは?

 

さて日常的に使われるもので「人力」という言葉があります。

 

この人力に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
人力がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。

 

そこでこのページでは人力の読み方と意味、「じんりき」と「じんりょく」どちらが正しいのかを解説します。

 

どうぞご覧ください。

 

 

 

1.人力の正しい読み方は「じんりき」「じんりょく」?

 

では人力の正しい読み方は、「じんりき」「じんりょく」どちらなのかを見ていきましょう。

 

結論から言ってしまうと、人力の正しい読み方は「じんりき」「じんりょく」の両方になります

 

人力の”人”は「ひと」「じん」「にん」、”力”は「ちから」「りょく」「りき」と読むことができます。

 

 

 

一般的には人力は「じんりき」と読むことが多いです。

 

ただ人力を「じんりき」「じんりょく」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので注意が必要です。

 

(次の章でそれぞれの意味について解説していきます)

 

 

 

また人力(じんりき)のように「力(りき)」が用いられている言葉には、
「怪力(かいりき)・眼力(がんりき)・願力(がんりき)・他力(たりき)」などがあります。

 

人力(じんりょく)のように「力(りょく)」が用いられている言葉には、
「協力(きょうりょく)・極力(きょくりょく)・筋力(きんりょく)・気力(きりょく)」などがあります。

 

 

次の章で人力の意味と類義語について解説していきます。

 

2.人力の意味と類義語について

 

では人力の意味と類義語について見ていきましょう。

 

まず人力(じんりき)は「人間の力のこと/人力車(じんりきしゃ)の略のこと」の意味として用いられています。

 

人力車というのは、”人を乗せ、車夫(しゃふ)が引っ張って走る日本特有の二輪車のこと”です。

 

 

人力を「じんりき」と読むと上記のような意味になりますが、
「じんりょく」と読むと「人間の力のこと」の意味のみとなります

 

このように人力は「じんりき」「じんりょく」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので覚えておきましょう。

 

 

 

また人力の類義語としては、「人手(ひとで)・労力(ろうりょく)・動力(どうりょく)・手動(しゅどう)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても人力と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「人力の読み方と意味、”じんりき”と”じんりょく”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ