結論から言ってしまうと、重版の正しい読み方は「じゅうはん」になります。
重版の”版”は「はん」(連濁により「ばん」)と読むことはできますが、重版を「じゅうばん」と読むのは間違いです。
(連濁とは、2つの語が結びついて1つの語になるときに、発音しやすくするために、後ろの語の語頭が清音から濁音に変化する現象のこと)
また重版(じゅうはん)のように「重(じゅう)」が用いられている言葉には、
「比重(ひじゅう)・多重(たじゅう)・加重(かじゅう)・重要(じゅうよう)」などがあります。
重版(じゅうはん)のように「版(はん)」が用いられている言葉には、
「図版(ずはん)・版画(はんが)・凹版(おうはん)・版元(はんもと)」などがあります。
次の章で重版の意味と類義語について解説していきます。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
<読み間違えやすい漢字の一覧>
<難読漢字の一覧(偏)>