重篤の読み方と意味、「じゅうとく」と「じゅうば」正しいのは?

 

さて日常的に使われるもので「重篤」という言葉があります。

 

この重篤に使用されている漢字(特に”篤”)は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。

 

そこでこのページでは重篤の読み方と意味、「じゅうとく」と「じゅうば」どちらが正しいのかを解説します。

 

どうぞご覧ください。

 

 

 

1.重篤の正しい読み方は「じゅうとく」「じゅうば」?

 

では重篤の正しい読み方は、「じゅうとく」「じゅうば」どちらなのかを見ていきましょう。

 

結論から言ってしまうと、重篤の正しい読み方は「じゅうとく」になります

 

重篤の”篤”は「あつ(い)」「とく」と読むことはできますが、
「ば」と読むことはできないので、重篤を「じゅうば」と読むのは間違いです

 

 

 

また重篤(じゅうとく)のように「重(じゅう)」が用いられている言葉には、
「比重(ひじゅう)・多重(たじゅう)・荷重(かじゅう)・重要(じゅうよう)」などがあります。

 

重篤(じゅうとく)のように「篤(とく)」が用いられている言葉には、
「篤実(とくじつ)・篤信(とくしん)・危篤(きとく)・懇篤(こんとく)」などがあります。

 

 

次の章で重篤の意味と類義語について解説していきます。

 

2.重篤の意味と類義語について

 

では重篤の意味と類義語について見ていきましょう。

 

まず重篤は「病状が非常に重いこと」の意味として用いられています。

 

 

重篤を用いた例文としては、「重篤な段階ではない」や、
「重篤な疾患がある」のような使い方で用いられています。

 

 

 

また重篤の類義語としては、「重体(じゅうたい)・重症(じゅうしょう)・重患(じゅうかん)・危篤(きとく)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても重篤と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「重篤の読み方と意味、”じゅうとく”と”じゅうば”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ