さて日常的に使われるもので「守銭奴」という言葉があります。
この守銭奴に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
守銭奴がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは守銭奴の読み方と意味、「しゅせんど」と「しゅせんやつ」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.守銭奴の正しい読み方は「しゅせんど」「しゅせんやつ」?
では守銭奴の正しい読み方は、「しゅせんど」「しゅせんやつ」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、守銭奴の正しい読み方は「しゅせんど」になります。
守銭奴の”奴”は「やつ」「ど」と読むことができますが、
守銭奴は「しゅせんど」と読むのが正しく、「しゅせんやつ」と読むのは間違いです。
また守銭奴(しゅせんど)のように「銭(せん)」が用いられている言葉には、
「寺銭(てらせん)・賽銭(さいせん)・湯銭(ゆせん)・無銭(むせん)」などがあります。
守銭奴(しゅせんど)のように「奴(ど)」が用いられている言葉には、
「奴隷(どれい)・農奴(のうど)・奴輩(どはい)・匈奴(きょうど)」などがあります。
次の章で守銭奴の意味と類義語について解説していきます。
2.守銭奴の意味と類義語について
では守銭奴の意味と類義語について見ていきましょう。
まず守銭奴は「金銭をためることに異常な執着を持つ人のこと」の意味として用いられています。
守銭奴を用いた例文としては、「彼は守銭奴です」や、
「守銭奴だから余計に金銭を欲しがる」のような使い方で用いられています。
また守銭奴の類義語としては、「強欲(ごうよく)・貪欲(どんよく)・金の亡者(かねのもうじゃ)・あざとい」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても守銭奴と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「守銭奴の読み方と意味、”しゅせんど”と”しゅせんやつ”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 守銭奴の正しい読み方は「しゅせんど」で、「しゅせんやつ」は間違い。
- 守銭奴は「金銭をためることに異常な執着を持つ人のこと」の意味。
- 守銭奴の類義語には、「強欲・貪欲・金の亡者・あざとい」などがある。