さて日常的に使われるもので「出自」という言葉があります。
この出自に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
出自がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは出自の読み方と意味、「しゅつじ」と「でじ」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.出自の正しい読み方は「しゅつじ」「でじ」?
では出自の正しい読み方は、「しゅつじ」「でじ」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、出自の正しい読み方は「しゅつじ」になります。
出自の”出”は「で(る)」「しゅつ」と読むことができますが、
出自は「しゅつじ」と読むのが正しく、「でじ」と読むのは間違いです。
また出自(しゅつじ)のように「出(しゅつ)」が用いられている言葉には、
「演出(えんしゅつ)・拠出(きょしゅつ)・検出(けんしゅつ)・傑出(けっしゅつ)」などがあります。
出自(しゅつじ)のように「自(じ)」が用いられている言葉には、
「各自(かくじ)・自作(じさく)・自衛(じえい)・自覚(じかく)」などがあります。
次の章で出自の意味と類義語について解説していきます。
2.出自の意味と類義語について
では出自の意味と類義語について見ていきましょう。
まず出自は「出どころ。生まれのこと」の意味として用いられています。
出自を用いた例文としては、「出自を明らかにする」や、
「出自がはっきりとしない」のような使い方で用いられています。
また出自の類義語としては、「身元(みもと)・家系(かけい)・出身(しゅっしん)・家柄(いえがら)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても出自と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「出自の読み方と意味、”しゅつじ”と”でじ”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 出自の正しい読み方は「しゅつじ」で、「でじ」は間違い。
- 出自は「出どころ。生まれのこと」の意味。
- 出自の類義語には、「身元・家系・出身・家柄」などがある。