さて日常的に使われるもので「遮光」という言葉があります。
この遮光に使用されている漢字(特に”遮”)は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。
そこでこのページでは遮光の読み方と意味、「しゃこう」と「とこう」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.遮光の正しい読み方は「しゃこう」「とこう」?
では遮光の正しい読み方は、「しゃこう」「とこう」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、遮光の正しい読み方は「しゃこう」になります。
遮光の”遮”は「さえぎ(る)」「しゃ」と読むことはできますが、
「と」と読むことはできないので、遮光を「とこう」と読むのは間違いです。
また遮光(しゃこう)のように「遮(しゃ)」が用いられている言葉には、
「遮断(しゃだん)・遮蔽(しゃへい)・間遮(あいしゃ)・蔽遮(へいしゃ)」などがあります。
遮光(しゃこう)のように「光(こう)」が用いられている言葉には、
「光彩(こうさい)・光景(こうけい)・光沢(こうたく)・光熱(こうねつ)」などがあります。
次の章で遮光の意味と類義語について解説していきます。
2.遮光の意味と類義語について
では遮光の意味と類義語について見ていきましょう。
まず遮光は「光を遮(さえぎ)ること」の意味として用いられています。
遮光を用いた例文としては、「遮光カーテンを付ける」や、
「ブラインドで遮光する」のような使い方で用いられています。
また遮光の類義語としては、「遮蔽(しゃへい)・被覆(ひふく)・遮断(しゃだん)・遮音(しゃおん)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても遮光と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「遮光の読み方と意味、”しゃこう”と”とこう”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 遮光の正しい読み方は「しゃこう」で、「とこう」は間違い。
- 遮光は「光を遮ること」の意味。
- 遮光の類義語には、「遮蔽・被覆・遮断・遮音」などがある。