このページでは舌鼓の読み方と意味、「したつづみ」と「したづつみ」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.舌鼓の正しい読み方は「したつづみ」「したづつみ」?

 

結論から言ってしまうと、舌鼓の本来の読み方は「したつづみ」でしたが、
いま現在では「したつづみ」と「したづつみ」のどちらでも問題はありません

 

舌鼓の”鼓”は「つづみ」「こ」の読み方はありますが、「づつみ」という読み方はありません。

 

 

ただ一般的には舌鼓は「したつづみ」と読むことがほとんどです。

 

 

 

舌鼓を「したづつみ」と読むのは本来の読み方ではなく、
この「したづつみ」は”慣用読み”と呼ばれる読み方になります。

 

慣用読みというのは、誤った読み方の人が増えて広く定着したことで、
その誤った読み方についても間違いではないとされた読みのことです。

 

 

簡単に言えば、舌鼓を「したづつみ」と間違って読む人が増えたために、
「したつづみ」でも「したづつみ」でも正しい読み方ということにしよう!となったわけです。

 

なのでいま現在での舌鼓の読み方としては、「したつづみ」と「したづつみ」はどちらも正しい読み方となります。

 

次の章で舌鼓の意味について解説していきます。

 

2.舌鼓の意味について

 

舌鼓は「美味い物を食べて思わず舌を鳴らすこと」の意味として用いられています。

 

 

舌鼓を用いた例文としては、「スープの味に舌鼓を打つ」や、
「あまりの美味しさに舌鼓を鳴らす」のような使い方で用いられています。

 

”舌鼓を打つ”や”舌鼓を鳴らす”のような形でよく用いられ、
「美味しい料理を味わった満足感を表す言葉」として使用されます。

 

 

以上が「舌鼓の読み方と意味、”したつづみ”と”したづつみ”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 「したつづみ」が本来の読み方で、「したづつみ」は慣用読み。
  • 舌鼓の読み方は、「したつづみ」「したづつみ」のどちらでも正しい。
  • 舌鼓は「美味い物を食べて思わず舌を鳴らすこと」の意味。

 

 

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