このページでは次第の読み方と意味、「しだい」と「じだい」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.次第の正しい読み方は「しだい」「じだい」?

 

結論から言ってしまうと、次第の正しい読み方は「しだい」になります

 

次第の”次”は「つぎ」「じ」「し」と読むことができますが、
次第は「しだい」と読むのが正しく、「じだい」と読むのは間違いです

 

 

 

また次第(しだい)のように「次(し)」が用いられている言葉は、
次第の他には「以次(いし)」しか見つけることができませんでした。

 

次第(しだい)のように「第(だい)」が用いられている言葉には、
「及第(きゅうだい)・落第(らくだい)・兄弟(きょうだい)・第六感(だいろっかん)」などがあります。

 

 

次の章で次第の意味と類義語について解説していきます。

 

2.次第の意味と類義語について

 

次第は「順序のこと/物事の事情のこと/物事の成り行きに任せる意/~するにしたがってすぐに」の意味として用いられています。

 

 

次第を用いた例文としては、「事と次第によっては許さない」や、
「金が用意でき次第すぐに支払います」のような使い方で用いられています。

 

前者の例文は「物事の事情のこと」の意味で、
後者の例文は「~するにしたがってすぐに」の意味で使用しています。

 

 

 

また次第の類義語としては、「顛末(てんまつ)・変遷(へんせん)・即行(そっこう)・即日(そくじつ)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても次第と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「次第の読み方と意味、”しだい”と”じだい”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 次第の正しい読み方は「しだい」で、「じだい」は間違い。
  • 次第は「順序のこと/物事の事情のこと/物事の成り行きに任せる意/~するにしたがってすぐに」の意味。
  • 次第の類義語には、「顛末・変遷・即行・即日」などがある。

 

 

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