刺傷の読み方と意味、「さしきず」と「ししょう」正しいのは?

 

さて日常的に使われるもので「刺傷」という言葉があります。

 

この刺傷に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
刺傷がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。

 

そこでこのページでは刺傷の読み方と意味、「さしきず」と「ししょう」どちらが正しいのかを解説します。

 

どうぞご覧ください。

 

 

 

1.刺傷の正しい読み方は「さしきず」「ししょう」?

 

では刺傷の正しい読み方は、「さしきず」「ししょう」どちらなのかを見ていきましょう。

 

結論から言ってしまうと、刺傷の正しい読み方は「さしきず」「ししょう」の両方になります

 

刺傷の”刺”は「さ(す)」「さ(し)」「し」、”傷”は「きず」「しょう」と読むことができます。

 

 

 

一般的には刺傷は「ししょう」と読むことが多いです。

 

ただ「さしきず」「ししょう」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので注意が必要です。

 

(次の章でそれぞれの意味について解説していきます)

 

 

 

また刺傷(ししょう)のように「刺(し)」が用いられている言葉には、
「刺客(しかく)・刺激(しげき)・名刺(めいし)・風刺(ふうし)」などがあります。

 

刺傷(ししょう)のように「傷(しょう)」が用いられている言葉には、
「中傷(ちゅうしょう)・外傷(がいしょう)・負傷(ふしょう)・凍傷(とうしょう)」などがあります。

 

 

次の章で刺傷の意味と類義語について解説していきます。

 

2.刺傷の意味と類義語について

 

では刺傷の意味と類義語について見ていきましょう。

 

まず刺傷(さしきず)は「刃物などで刺してできた傷のこと」の意味として用いられています。

 

 

刺傷を「さしきず」と読むと上記のような意味になりますが、
「ししょう」と読むと上記の他に、他に「刃物などで刺して傷つけること」の意味も含まれます

 

このように刺傷は「さしきず」「ししょう」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので覚えておきましょう。

 

 

 

刺傷を用いた例文としては、「刺傷からの出血」や、
「人を刺傷(ししょう)する」のような使い方で用いられています。

 

前者の例文は「刃物などで刺してできた傷のこと」の意味で、
後者の例文は「刃物などで刺して傷つけること」の意味で使用しています。

 

 

 

また刺傷の類義語としては、「創傷(そうしょう)・外傷(がいしょう)・内傷(ないしょう)・切り傷(きりきず)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても刺傷と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「刺傷の読み方と意味、”さしきず”と”ししょう”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 刺傷の正しい読み方は「さしきず」「ししょう」の両方。
  • 刺傷(さしきず)は「刃物などで刺してできた傷のこと」の意味。
  • 刺傷(ししょう)は「刃物などで刺して傷つけること/刃物などで刺してできた傷のこと」の意味。
  • 刺傷の類義語には、「創傷・外傷・内傷・切り傷」などがある。

 

 

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