さて日常的に使われるもので「雑木」という言葉があります。
この雑木に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
雑木がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは雑木の読み方と意味、「ざつぼく」と「ざつもく」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.雑木の正しい読み方は「ざつぼく」「ざつもく」?
では雑木の正しい読み方は、「ざつぼく」「ざつもく」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、雑木の正しい読み方は「ざつぼく」「ぞうき」になります。
雑木の”雑”は「ざつ」「ぞう」、”木”は「き」「ぼく」「もく」と読むことができますが、雑木は「ざつぼく」「ぞうき」と読むのが正しく、「ざつもく」と読むのは間違いです。
また雑木(ざつぼく)のように「雑(ざつ)」が用いられている言葉には、
「混雑(こんざつ)・雑談(ざつだん)・雑音(ざつおん)・雑事(ざつじ)」などがあります。
雑木(ぞうき)のように「雑(ぞう)」が用いられている言葉には、
「雑煮(ぞうに)・雑兵(ぞうひょう)・雑炊(ぞうすい)・雑言(ぞうごん)」などがあります。
次の章で雑木の意味と類義語について解説していきます。
2.雑木の意味と類義語について
では雑木の意味と類義語について見ていきましょう。
まず雑木は「良材とならない色々な種類の木のこと」の意味として用いられています。
檜(ひのき)や杉(すぎ)と言った建築材料として価値の高い木とは異なる、
それ以外の経済的な価値の低い雑多な木のことを一般的に雑木と呼びます。
雑木は炭(すみ)や薪(まき)として利用されることが多いです。
また雑木の類義語としては、「生木(なまき)・若木(わかぎ)・悪木(あくぼく)・広葉樹(こうようじゅ)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても雑木と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「雑木の読み方と意味、”ざつぼく”と”ざつもく”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 雑木の正しい読み方は「ざつぼく」「ぞうき」の両方で、「ざつもく」は間違い。
- 雑木は「良材とならない色々な種類の木のこと」の意味。
- 雑木の類義語には、「生木・若木・悪木・広葉樹」などがある。