直参の読み方と意味、「じきさん」と「ちょくさん」正しいのは？

さて日常的に使われるもので「直参」という言葉があります。

この直参に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
直参がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。

そこでこのページでは直参の読み方と意味、「じきさん」と「ちょくさん」どちらが正しいのかを解説します。

どうぞご覧ください。

では直参の正しい読み方は、「じきさん」「ちょくさん」どちらなのかを見ていきましょう。

結論から言ってしまうと、直参の正しい読み方は「じきさん」になります。

直参の”直”は「なお（す）」「ちょく」「じか」「じき」と読むことができますが、直参は「じきさん」と読むのが正しく、「ちょくさん」と読むのは間違いです。

また直参（じきさん）のように「直（じき）」が用いられている言葉には、
「正直（しょうじき）・直訴（じきそ）・直筆（じきひつ）・直伝（じきでん）」などがあります。

直参（じきさん）のように「参（さん）」が用いられている言葉には、
「古参（こさん）・参賀（さんが）・参観（さんかん）・参加（さんか）」などがあります。

次の章で直参の意味と類義語について解説していきます。

では直参の意味と類義語について見ていきましょう。

まず直参は「主君に直接仕える者のこと/江戸時代、将軍家に直属した一万石未満の武士のこと/ヤクザの世界における、組織のトップから直接、盃を受けた者のこと」の意味として用いられています。

直参を用いた例文としては、「豊臣秀吉の直参となる」や、
「彼は組長と盃を交わしているので直参だ」のような使い方で用いられています。

前者の例文は「江戸時代、将軍家に直属した一万石未満の武士」の意味で、後者の例文は「ヤクザの世界における、組織のトップから直接、盃を受けた者」の意味で使用しています。

また直参の類義語としては、「直系（ちょっけい）・陪臣（ばいしん）・旗本（はたもと）・生え抜き（はえぬき）」などの言葉が挙げられます。

どの言葉についても直参と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

以上が「直参の読み方と意味、”じきさん”と”ちょくさん”正しいのは？」でした。

これまで説明したことをまとめますと、

関連ページ