さて日常的に使われるもので「晒す」という言葉があります。
この晒すに使用されている漢字は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。
そこでこのページでは晒すの読み方と意味、「さらす」と「ばらす」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.晒すの正しい読み方は「さらす」「ばらす」?
では晒すの正しい読み方は、「さらす」「ばらす」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、晒すの正しい読み方は「さらす」になります。
晒すの”晒”は「さら(す)」「さい」と読むことはできますが、
「ばら(す)」と読むことはできないので、晒すを「ばらす」と読むのは間違いです。
「ばらす」という言葉自体は存在しますが、一般的な漢字表記はないため注意が必要です。
次の章で晒すの意味と類義語について解説していきます。
2.晒すの意味と類義語について
では晒すの意味と類義語について見ていきましょう。
まず晒すの意味は下記のとおりです。
- 日光や雨風の当たるままにすること
- 野菜などを水に浸けて灰汁(あく)を抜くこと
- 広く、人々の目に触れさせること
- 危険な状態に身を置くこと
晒すを用いた例文としては、「雨風に晒される」や、
「人目に晒す」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「日光や雨風の当たるままにすること」の意味で、
後者の例文は「広く、人々の目に触れさせること」の意味で使用しています。
また晒すの類義語としては、「暴露(ばくろ)・赤裸々(せきらら)・開示(かいじ)・ばらす」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても晒すと意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「晒すの読み方と意味、”さらす”と”ばらす”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 晒すの正しい読み方は「さらす」で、「ばらす」は間違い。
- 晒すの類義語には、「暴露・赤裸々・開示・ばらす」などがある。
<晒すの意味>
- 日光や雨風の当たるままにすること
- 野菜などを水に浸けて灰汁(あく)を抜くこと
- 広く、人々の目に触れさせること
- 危険な状態に身を置くこと