さて日常的に使われるもので「扱く」という言葉があります。
この扱くに用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
扱くがどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは扱くの読み方と意味、「しごく」と「あつかく」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.扱くの正しい読み方は「しごく」「あつかく」?
では扱くの正しい読み方は、「しごく」「あつかく」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、扱くの正しい読み方は「しごく」になります。
扱くの”扱”は「しご(く)」「あつか(う)」と読むことができますが、
扱くは「しごく」と読むのが正しく、「あつかく」と読むのは間違いです。
次の章で扱くの意味と類義語について解説していきます。
2.扱くの意味と類義語について
では扱くの意味と類義語について見ていきましょう。
まず扱くは「細長い物を握りしめ、強くこするように引っ張ること/厳しく訓練すること」の意味として用いられています。
扱くを用いた例文としては、「槍を扱く」や、「新入部員を扱く」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「細長い物を握りしめ、強くこするように引っ張ること」の意味で、後者の例文は「厳しく訓練すること」の意味で使用しています。
また扱くの類義語としては、「撫でる(なでる)・揉む(もむ)・擦る(さする)・擦る(こする)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても扱くと意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「扱くの読み方と意味、”しごく”と”あつかく”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 扱くの正しい読み方は「しごく」で、「あつかく」は間違い。
- 扱くは「細長い物を握りしめ、強くこするように引っ張ること/厳しく訓練すること」の意味。
- 扱くの類義語には、「撫でる・揉む・擦(さす)る・擦(こす)る」などがある。