さて日常的に使われるもので「四肢」という言葉があります。
この四肢に使用されている漢字(特に”肢”)は普段はあまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。
そこでこのページでは四肢の読み方と意味、「しし」と「しぎ」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.四肢の正しい読み方は「しし」「しぎ」?
では四肢の正しい読み方は、「しし」「しぎ」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、四肢の正しい読み方は「しし」になります。
四肢の”肢”は「し」と読むことができますが、「ぎ」と読むことはできないので、四肢を「しぎ」と読むのは間違いです。
また四肢(しし)のように「四(し)」が用いられている言葉には、
「四季(しき)・四股(しこ)・四半(しはん)・四囲(しい)」などがあります。
四肢(しし)のように「肢(し)」が用いられている言葉には、
「下肢(かし)・上肢(じょうし)・肢体(したい)・義肢(ぎし)」などがあります。
次の章で四肢の意味と類義語について解説していきます。
2.四肢の意味と類義語について
では四肢の意味と類義語について見ていきましょう。
まず四肢は「人間の両手と両足のこと/動物の前足と後ろ足のこと」の意味として用いられています。
四肢を用いた例文としては、「四肢を縛る」や、
「強い四肢を持っている」のような使い方で用いられています。
また四肢の類義語としては、「上肢(じょうし)・下肢(かし)・肢体(したい)・胴体(どうたい)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても四肢と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「四肢の読み方と意味、”しし”と”しぎ”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 四肢の正しい読み方は「しし」で、「しぎ」は間違い。
- 四肢は「人間の両手と両足のこと/動物の前足と後ろ足のこと」の意味。
- 四肢の類義語には、「上肢・下肢・肢体・胴体」などがある。