さて日常的に使われるもので「酢酸」という言葉があります。
この酢酸に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
酢酸がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは酢酸の読み方と意味、「さくさん」と「すさん」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.酢酸の正しい読み方は「さくさん」「すさん」?
では酢酸の正しい読み方は、「さくさん」「すさん」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、酢酸の正しい読み方は「さくさん」になります。
酢酸の”酢”は「す」「さく」と読むことができますが、
酢酸は「さくさん」と読むのが正しく、「すさん」と読むのは間違いです。
また酢酸(さくさん)のように「酢(さく)」が用いられている言葉は、
「酬酢(しゅうさく)・游酢(ゆうさく)」の他には見つけることができませんでした。
酢酸(さくさん)のように「酸(さん)」が用いられている言葉には、
「酸素(さんそ)・炭酸(たんさん)・辛酸(しんさん)・青酸(せいさん)」などがあります。
次の章で酢酸の意味と類義語について解説していきます。
2.酢酸の意味と類義語について
※上は酢酸ではなく、酢の写真です
では酢酸の意味と類義語について見ていきましょう。
まず酢酸は「酢の主成分として知られる有機化合物のこと」の意味として用いられています。
酢酸は”C2H4O2”の化学式で表され、”強い酸味と刺激臭を持つ無色透明の液体”です。
また酢酸の類義語としては、「塩酸(えんさん)・硝酸(しょうさん)・硫酸(りゅうさん)・クエン酸」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても酢酸と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「酢酸の読み方と意味、”さくさん”と”すさん”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 酢酸の正しい読み方は「さくさん」で、「すさん」は間違い。
- 酢酸は「酢の主成分として知られる有機化合物のこと」の意味。
- 酢酸の類義語には、「塩酸・硝酸・硫酸・クエン酸」などがある。