さて日常的に使われるもので「遡る」という言葉があります。

 

この遡るに使用されている漢字は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。

 

そこでこのページでは遡るの読み方と意味、「さかのぼる」と「さかる」どちらが正しいのかを解説します。

 

どうぞご覧ください。

 

 

 

1.遡るの正しい読み方は「さかのぼる」「さかる」?

 

では遡るの正しい読み方は、「さかのぼる」「さかる」どちらなのかを見ていきましょう。

 

結論から言ってしまうと、遡るの正しい読み方は「さかのぼる」になります

 

 

遡るの”遡”は「さかのぼ(る)」「そ」と読むことはできますが、
「さか(る)」と読むことはできないので、遡るを「さかる」と読むのは間違いです

 

 

次の章で遡るの意味と類義語について解説していきます。

 

2.遡るの意味と類義語について

 

では遡るの意味と類義語について見ていきましょう。

 

まず遡るは「流れと反対の方向に進むこと/物事をたどって過去や根本に立ち返ること」の意味として用いられています。

 

 

遡るを用いた例文としては、「川を遡る」や、「昔に遡る」のような使い方で用いられています。

 

前者の例文は「流れと反対の方向に進むこと」の意味で、後者の例文は「物事をたどって過去や根本に立ち返ること」の意味で使用しています。

 

 

 

また遡るの類義語としては、「逆流(ぎゃくりゅう)・追憶(ついおく)・回想(かいそう)・顧みる(かえりみる)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても遡ると意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「遡るの読み方と意味、”さかのぼる”と”さかる”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 遡るの正しい読み方は「さかのぼる」で、「さかる」は間違い。
  • 遡るは「流れと反対の方向に進むこと/物事をたどって過去や根本に立ち返ること」の意味。
  • 遡るの類義語には、「逆流・追憶・回想・顧みる」などがある。

 

 

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