さて日常的に使われるもので「記す」という言葉があります。
この記すに用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
記すがどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは記すの読み方と意味、「きす」と「しるす」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.記すの正しい読み方は「きす」「しるす」?
では記すの正しい読み方は、「きす」「しるす」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、記すの正しい読み方は「きす」「しるす」の両方になります。
記すの”記”は「しる(す)」「き」と読むことができます。
ただ一般的には記すは「しるす」と読むことがほとんどです。
次の章で記すの意味と類義語について解説していきます。
2.記すの意味と類義語について
では記すの意味と類義語について見ていきましょう。
まず記すは「文字・記号や文章を書きつけること/記憶すること。覚えておくこと」の意味として用いられています。
記すを用いた例文としては、「詳細に記す」や、
「心に記しておこう」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「文字・記号や文章を書きつけること」の意味で、
後者の例文は「記憶すること。覚えておくこと」の意味で使用しています。
また記すの類義語としては、「覚書(おぼえがき)・記述(きじゅつ)・筆記(ひっき)・記入(きにゅう)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても記すと意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「記すの読み方と意味、”きす”と”しるす”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 記すの正しい読み方は「きす」「しるす」の両方。
- 記すは「文字・記号や文章を書きつけること/記憶すること。覚えておくこと」の意味。
- 記すの類義語には、「覚書・記述・筆記・記入」などがある。