結論から言ってしまうと、細目の正しい読み方は「さいめ」「さいもく」「ほそめ」になります。
細目の”細”は「ほそ(い)」「さい」、”目”は「め」「もく」と読むことができます。
ただ細目を「さいめ」「さいもく」「ほそめ」のどれで読むかによって、意味が異なるので注意が必要です。
次の章で細目の意味について解説していきます。
細目(さいめ)は「織目(おりめ)の粗い麻布(あさぬの)のこと」の意味として用いられています。
細目を「さいめ」と読むと上記のような意味になりますが、
「さいもく」「ほそめ」と読むとそれぞれ下記のような意味になります。
「さいもく」と読むと「細かく定めた項目」の意味で、
「ほそめ」と読むと「細く開いた目/やや細い程度」の意味となります。
このように細目は「さいめ」「さいもく」「ほそめ」のどれで読むかによって、意味が異なるので覚えておきましょう。
細目を用いた例文としては、「検査における細目(さいもく)」や、
「細目(ほそめ)に切る」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「細かく定めた項目」の意味で、
後者の例文は「やや細い程度」の意味で使用しています。
以上が「細目の読み方と意味、”さいめ”と”さいもく”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど