さて日常的に使われるもので「搾乳」という言葉があります。
この搾乳に使用されている漢字(特に”搾”)は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。
そこでこのページでは搾乳の読み方と意味、「さくにゅう」と「さいにゅう」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.搾乳の正しい読み方は「さくにゅう」「さいにゅう」?
では搾乳の正しい読み方は、「さくにゅう」「さいにゅう」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、搾乳の正しい読み方は「さくにゅう」になります。
搾乳の”搾”は「しぼ(る)」「さく」と読むことはできますが、
「さい」と読むことはできないので、搾乳を「さいにゅう」と読むのは間違いです。
また搾乳(さくにゅう)のように「搾(さく)」が用いられている言葉には、
「圧搾(あっさく)・搾取(さくしゅ)・搾油(さくゆ)」があります。
搾乳(さくにゅう)のように「乳(にゅう)」が用いられている言葉には、
「乳液(にゅうえき)・乳児(にゅうじ)・哺乳(ほにゅう)・練乳(れんにゅう)」などがあります。
次の章で搾乳の意味と類義語について解説していきます。
2.搾乳の意味と類義語について
では搾乳の意味と類義語について見ていきましょう。
まず搾乳は「乳を搾(しぼ)ること」の意味として用いられています。
搾乳を用いた例文としては、「搾乳をする」や、
「自動搾乳機を使う」のような使い方で用いられています。
また搾乳の類義語としては、「搾油(さくゆ)・脱脂(だっし)・圧搾(あっさく)・搾取(さくしゅ)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても搾乳と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「搾乳の読み方と意味、”さくにゅう”と”さいにゅう”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 搾乳の正しい読み方は「さくにゅう」で、「さいにゅう」は間違い。
- 搾乳は「乳を搾ること」の意味。
- 搾乳の類義語には、「搾油・脱脂・圧搾・搾取」などがある。