堪えるの読み方と意味、「こたえる」と「たえる」正しいのは？

このページでは堪えるの読み方と意味、「こたえる」と「たえる」どちらが正しいのかを解説しています。

１．堪えるの正しい読み方は「こたえる」「たえる」？

結論から言ってしまうと、堪えるの正しい読み方は「こたえる」「たえる」「こらえる」になります。

堪えるの”堪”は「こた（える）」「た（える）」「こら（える）」「かん」「たん」と読むことができます。

ただ堪えるを「こたえる」「たえる」「こらえる」のどれで読むかによって、意味が少し異なるので注意が必要です。

次の章で堪えるの意味について解説していきます。

堪える（こたえる）は「我慢すること/耐え続けること」の意味として用いられています。

堪えるを「こたえる」と読むと上記のような意味になりますが、
「こらえる」と読むと「我慢すること/ある状態をどうにか保つこと/勘弁すること」の意味となります。

そして堪えるを「たえる」と読むと下記の意味となります。

このように堪えるは「こたえる」「たえる」「こらえる」のどれで読むかによって、意味が少し異なるので覚えておきましょう。

堪えるを用いた例文としては、「屋外での使用に堪える（たえる）素材」や、「今回は堪えて（こらえて）やる」のような使い方で用いられています。

前者の例文は「負担や任務に対応できる能力や技量が備わっていること」の意味で、後者の例文は「勘弁すること」の意味で使用しています。

以上が「堪えるの読み方と意味、”こたえる”と”たえる”正しいのは？」でした。

これまで説明したことをまとめますと、

堪えるの正しい読み方は「こたえる」「たえる」「こらえる」。
堪える（こたえる）は「我慢すること/耐え続けること」の意味。
堪える（こらえる）は「我慢すること/ある状態をどうにか保つこと/勘弁すること」の意味。
堪える（たえる）は「我慢すること/他から加えられる力に負けずにその状態を保ち続けること/負担や任務に対応できる能力や技量が備わっていること/それをするだけの価値があること」の意味。