結論から言ってしまうと、渓谷の正しい読み方は「けいこく」になります。
渓谷の”渓”は「けい」、”谷”は「たに」「や」「こく」と読むことはできますが、”渓”は「きょう」と読むことはできないので、渓谷を「きょうこく」と読むのは間違いです。
「きょうこく」というのは、”峡谷”と表記されるため注意が必要です。
次の章で渓谷の意味について解説していきます。
渓谷は「山と山の間にある、川の流れている谷のこと」の意味として用いられています。
谷は、”山と山の間にある、くぼんだ地形のこと”を指します。
例えば「定山渓(じょうざんけい)」や「養老渓谷(ようろうけいこく)」のように、「○○渓」「○○渓谷」などの名称が付けられています。
ちなみに渓谷とよく似ているものに「峡谷(きょうこく)」があります。
※上は峡谷の写真
渓谷と峡谷はどちらも”山と山の間に川が流れている谷”を指していて、明確な違いはありませんが、一般的には渓谷は「谷間の幅が広い場所」、峡谷は「谷間の幅が狭くて深い場所」を指すことが多いです。
以上が「渓谷の読み方と意味、”けいこく”と”きょうこく”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど