さて日常的に使われるもので「蛇」という言葉があります。
この蛇に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
蛇がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは蛇の読み方と意味、「くちなわ」と「だ」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.蛇の正しい読み方は「くちなわ」「だ」?
では蛇の正しい読み方は、「くちなわ」「だ」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、蛇の正しい読み方は「くちなわ」「だ」の両方になります。
蛇を「だ」と読むのは音読みでの読み方によるもので、
蛇は訓読みで「へび」、音読みで「じゃ」「だ」と読むことができます。
ちなみに蛇のことを「くちなわ」と読むのは当て字で、
蛇(へび)の形が朽ち縄(腐った縄)に似ていることから「くちなわ」と名付けられました。
次の章で蛇の意味と類義語について解説していきます。
2.蛇の意味と類義語について
では蛇の意味と類義語について見ていきましょう。
まず蛇(へび)は「爬虫類ヘビ亜目に属する動物の総称のこと」の意味として用いられています。
「くちなわ」というのは、蛇(へび)の別名になります。
また蛇の類義語としては、「蜥蜴(とかげ)・家守(やもり)・大蛇(おろち)・コブラ」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても蛇と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「蛇の読み方と意味、”くちなわ”と”だ”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 蛇は訓読みで「へび」で、音読みで「じゃ」「だ」と読む。
- 蛇を「くちなわ」と読むのは当て字によるもの。
- 蛇(へび)は「爬虫類へび亜目に属する動物の総称のこと」の意味。
- 蛇(くちなわ)は「蛇(へび)の別名のこと」の意味。
- 蛇の類義語には、「蜥蜴・家守・大蛇・コブラ」などがある。