このページでは矜持の読み方と意味、「きょうじ」と「きんじ」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.矜持の正しい読み方は「きょうじ」「きんじ」?

 

結論から言ってしまうと、矜持の本来の読み方は「きんじ」でしたが、
いま現在では「きょうじ」と「きんじ」のどちらでも問題はありません

 

矜持の”矜”は「きょう」「きん」と読むことができます。

 

 

ただ一般的には矜持は「きょうじ」と読むことがほとんどです。

 

 

 

矜持を「きょうじ」と読むのは本来の読み方ではなく、
この「きょうじ」は”慣用読み”と呼ばれる読み方になります。

 

慣用読みというのは、誤った読み方の人が増えて広く定着したことで、
その誤った読み方についても間違いではないとされた読みのことです。

 

 

簡単に言えば、矜持を「きょうじ」と間違って読む人が増えたために、
「きょうじ」でも「きんじ」でも正しい読み方ということにしよう!となったわけです。

 

なのでいま現在での矜持の読み方としては、「きょうじ」と「きんじ」はどちらも正しい読み方となります。

 

次の章で矜持の意味について解説していきます。

 

2.矜持の意味について

 

矜持は「自分の能力を信じて持つ誇りのこと」の意味として用いられています。

 

 

矜持を用いた例文としては、「自分の矜持を守り通す」や、
「彼は矜持の高い人だ」のような使い方で用いられています。

 

 

以上が「矜持の読み方と意味、”きょうじ”と”きんじ”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 「きんじ」が本来の読み方で、「きょうじ」は慣用読み。
  • 矜持の読み方は、「きょうじ」「きんじ」のどちらでも正しい。
  • 矜持は「自分の能力を信じて持つ誇りのこと」の意味。

 

 

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