このページでは西風の読み方と意味、「せいふう」と「にしかぜ」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.西風の正しい読み方は「せいふう」「にしかぜ」?

 

結論から言ってしまうと、西風の正しい読み方は「せいふう」「にしかぜ」の両方になります

 

西風の”西”は「にし」「せい」、”風”は「かぜ」「ふう」と読むことができます。

 

 

一般的には西風は「にしかぜ」と読むことが多いです。

 

ただ西風を「せいふう」「にしかぜ」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので注意が必要です。

 

次の章で西風の意味について解説していきます。

 

2.西風の意味について

 

西風(せいふう)は「西の方から吹く風のこと/秋風のこと」の意味として用いられています。

 

 

西風を「せいふう」と読んで”秋風”の意味となるのは、
”万物は5つの元素(火・水・木・金・土)からなる”という中国における自然哲学の思想から来ています。

 

五行説では「火:夏と南、水:冬と北、木:春と東、金:秋と西、土:土用」が当てはめられ、このことから西は秋と対応することから「秋風」の意味も込められています。

 

土用というのは、「立春・立夏・立秋・立冬」の直前約18日間ずつのことを示しています

 

 

 

そして西風を「せいふう」と読むと上記のような意味になりますが、
「にしかぜ」と読むと「西の方から吹く風」の意味のみとなります

 

このように西風は「せいふう」「にしかぜ」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので覚えておきましょう。

 

 

以上が「西風の読み方と意味、”せいふう”と”にしかぜ”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 西風の正しい読み方は「せいふう」「にしかぜ」の両方。
  • 西風(せいふう)は「西の方から吹く風のこと/秋風のこと」の意味。
  • 西風(にしかぜ)は「西の方から吹く風のこと」の意味。

 

 

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